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部位別!ALCパネルの取り付け方について

こんにちは!静岡県や名古屋市に拠点をかまえ、ALCパネル施工などの外壁工事に取り組んでいるlay brick株式会社です。
ALCパネル施工を行う際は、部位別にパネルの取付け方が違う点に注意が必要です。
外壁工志望の方は、作業を円滑に進めるためにも部位ごとの取付け方を知っておきたいと考えるのではないでしょうか。
そこで今回はALCパネルの部位別の取付け方についてご紹介いたします。

外壁


外壁の場合は縦壁ロッキング構法もしくは横壁アンカー構法で取付けます。
縦壁ロッキング構法は、躯体の変形に対して、一枚ごとに少し回転して追従するように取付ける構法です。
横壁アンカー構法は、躯体の変形に対して、上下段のパネルがずれ合いつつ追従するように取付けます。
どちらの構法も取付け金物を固定し、パネル内部のアンカーをボルトで止めて取付けます。
しかし、パネルの重量を支持する自重受け金物は、それぞれ違うのが特徴です。
縦壁ロッキング構法の場合はパネル下中央で、横壁アンカー構法は3~5段ごとに取付けます。

間仕切壁

間仕切壁の場合は、間仕切壁ロッキング構法と縦壁フットプレート構法の2種類です。
間仕切壁ロッキング構法は躯体の変形に対して、パネルが一枚ごとに少し回転して追従する形で取付けます。
縦壁フットプレート構法は躯体の変形に対して、パネル上部がスライドして追従するように取付ける構法です。
また、どちらの構法もパネルと下部と上部で固定の仕方が違います。
間仕切壁ロッキング構法の場合は、パネル上部はアンカーと取付け金物を使って下地に固定する形です。
パネルの下部は、床面に固定した取付け金物に取付けます。
縦壁フットプレート構法の場合は、床面に固定されている取付け金物にパネル下部をはめこみます。

屋根・床

屋根・床の場合は、敷設筋構法、木造用敷設筋構法、木造用ねじ止め構法の3種類の構法があります。
敷設筋構法も木造用敷設筋構法も、パネル間に設けられた溝にはめ込む点は変わりません。
しかし、敷設筋構法の場合は短辺目地に固定したスラブプレートを用いて、木造用敷設筋構法は短辺目地に固定したねじ付マルカンを用いる点が異なります。
また、木造用ねじ止め構法は支持構造部材や下地木材に、木ねじなどを用いてパネルを取付ける構法です。

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最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。