外壁工事の基礎知識!ALCの歴史
こんにちは!愛知県名古屋市中川区に支店を構え、静岡県沼津市を中心に外壁工事業者として活動しているlay brick株式会社です。
この記事をお読みの方の多くは、ALC工事について知りたいのではないでしょうか。
ALC工事はALCパネルと呼ばれる軽量気泡コンクリートをはめ込む作業で、外装工事では重要な工事の一つです。
そこで今回は、皆様にALC工事をもっと身近に感じていただくべく、ALCの歴史をご紹介します。
ALCの歴史
ALCは、1920年代にスウェーデンで開発されました。
その後、ドイツやオランダをはじめとするヨーロッパを中心に、世界各地で使用されるようになり、我が国でも1962年に技術導入されています。
その中でも大手メーカーによって、日本の気候や建築に合わせたALCが開発されるようになりました。
現在では、3社で生産されており、多くの現場で用いられています。
ALCの魅力
ALCの魅力は、耐久性や耐火性、防音性、耐熱性に優れている点です。
これらの魅力があるからこそ、寒冷地域などの地域でも使用されています。
ALCは鉄筋やスチールの金網が内蔵されており、非常に耐久性が高いです。
また、コンクリートのため燃えず、有害なガスも発生しません。
防音性と耐熱性に優れているのは、ALCの内部につくられた気泡によるものです。
この気泡が音を通しにくくさせ、一般的なコンクリートよりもはるかに優れた耐熱性を発揮するのです。
また耐熱性によって、室温調整がしやすくなる点も魅力の一つでしょう。
しかし、吸水性が非常に高い点と接合部が多い点がALCのデメリットといえます。
これらのデメリットがあるため、室外で使用する際は注意が必要です。
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