知っておこう!ALC施工で覚えておくべきポイント
こんにちは!静岡県駿東郡と愛知県名古屋市中川区に拠点を置き、関東一円および東海エリアで外壁工事を手掛けているlay brick株式会社です。
ALC施工という外壁工事の施工方法を聞いたことはございますか。
とても人気のある施工ですが、覚えておくべきポイントがいくつかありますのでご紹介していきます!
防水塗装が必須
ALCは断熱性や遮熱性が高い反面、水に弱いという特徴があるため、防水塗装が必須です。
防水加工をしない場合、水分が浸透しやすくなるため劣化してしまいます。
更に、サイディングなどとは異なり外壁の内側に透湿シートを張らないため、ひび割れやコーキングの劣化が起きてしまった際に雨漏りに直結してしまうおそれがあります。
もしこのような劣化を放置してALCが多くの水分を含んでしまうと、建物内部の腐食により耐久性が落ちてしまうため注意が必要です。
油性塗料より水性塗料
油性塗料は、塗料そのものの透湿性が低いため、油性塗料を使うとALCの特徴である調湿性の高さを生せなくなってしまいます。
更に、密閉性が高くなるため、塗膜内部で結露が発生してしまい、建物内部の腐食が加速してしまう危険もあります。
このように、ALCの調湿性を生かすためには油性塗料ではなく、塗料そのものの透湿性が高い水性塗料の使用がおすすめです。
定期的なコーキングのメンテナンス
ALCは規格が定められている外壁材であり、他の外壁材よりも小さめになっているのが特徴です。
そのため、同じ外壁面積でもコーキング部分が長くなり、水分の浸透リスクは高くなります。
コーキング材は外壁部分で最も劣化が早い箇所のため、10年ごとのメンテナンスを行う必要があります。
ALCは定期的なメンテナンスを行うことで長持ちさせられる外壁材のため、気になることがあれば早めに専門業者に連絡をして点検してもらうとよいでしょう。
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